研究課題/領域番号 |
15590309
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
長嶋 洋治 横浜市立大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (10217995)
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研究分担者 |
矢尾 正祐 横浜市立大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (00260787)
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キーワード | 腎細胞癌 / 早期病変 / 前癌病変 / von Hippel-Lindau病 / 透析腎 / Laser Capture Microdissection / Chromogenic in situ hybridization / cDNA microarray |
研究概要 |
(本研究の概要) 本研究では透析腎やvon Hippel-Lindau病患者腎に見られる腎細胞癌早期病変や前癌病変と考えられる微小病変をLaser Capture Microdissection(LCM)を用いて切り出し、正常部や腫瘍組織cDNAとcomparative microarrayを行い遺伝子発現プロファイルを行うこと、およびChromogenic in situ hybridization(CISH)によって明視野下で形態とともに染色体数や転座を検討する事を目的とする。これらを通じて、腎癌発生早期における遺伝子変化を見出す。 (平成15年度の成果) 1.検体の収集;研究の対象とする腎細胞癌症例を選択し、患者本人あるいは家族から、切除された検体(腎臓;ホルマリン固定パラフィンブロック)または新鮮凍結材料を研究に用いることについてのインフォームドコンセントを得た。臨床および病理組織学的情報を整理し、匿名化した。2.Laser Capture Microdissection(LCM)およびmicroarrayによる前癌病変・初期病変の解析;新鮮凍結材料が採取し得た症例については凍結切片を作製し、HE染色を行う。Laser 2.Capture Microscopeで観察しつつ、腎の腫瘍組織ならびに非腫瘍部に認められた早期病変ならびに前癌病変の切り出しを行った。切り出された病変からRNAを抽出し、cDNAを合成し、comparative cDNA microarrayで解析中である。 3.Chromogenic in situ hybridization(CISH)による検討;現在、系を確立中である。
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