スーパーアポトーシス抑制因子PTD-FNK蛋白を用いたバイオ人工膵の開発

2003 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 15590695
• 研究機関: 日本医科大学
• 研究代表者: 宮本 正章 日本医科大学, 医学部, 助教授 (50229895)
• 研究分担者: 岩田 博夫 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (30160120) ; 大田 成男 日本医科大学, 大学院・医学研究科, 教授 (00125832) ; 高野 照夫 日本医科大学, 大学院・医学研究科, 教授 (40133441) ; 左向 敏紀 日本獣医畜産大学, 獣医学部, 教授 (70153971) ; 多川 政弘 日本獣医畜産大学, 獣医学部, 教授 (90097072)
• キーワード: PTD-FNK / 骨髄幹細胞 / バイオ人工膵 / stem cell

研究概要

バイオ人工膵機能維持に必要なangiogenesis, uasaculogenesisを惹起するため血管内皮前駆細胞(Endothelial pcgenita cells Epcs)を併用する為ラット下肢より骨髄を抽出し,これをリレフオプレッフを使用した比重遠心法にて骨髄幹細胞を分離した.まずPTD-FNKの至適濃度を確認する為共培養を施行し,PTD-FNK蛋白を骨髄幹細胞に慢性させた.結果 PTD-FNK蛋白1nMが最stem cellの生存率viabilityを維持し,これをミトコンドリア及びCD34抗体して染色し,共に強く濃度されることを証明した.

研究成果

• [文献書誌] Miyamoto M et al.: "Therapeutic angiogenesis by autologous bone marrow cell implantation in refractory chronic peripheral arterial disease using assessment of neovascularization"Cell Transplantation. (in press).
• [文献書誌] 宮本 正章: "重症難治性糖尿病性壊痕に対する自己骨髄細胞浸透人工真皮を用いた血管再生治療"Complication. 8. 31-37 (2003)
• [文献書誌] 宮本 正章: "重症難治性心血管疾患に対する自己骨髄細胞を利用した新しい血管再生治療"麻酔. 52. 567-575 (2003)
• [文献書誌] 宮本 正章: "糖尿病を合併したASOに血管再生治療は有効か"循環器診療. 2. 17-23 (2003)