研究概要 |
(1)バイオ人工膵皮下移植法の確立: すでに臨床応用について日本医科大学付属病院倫理委員会承認済であったゼラチンマイクロスフェアに塩基性繊維芽細胞増殖因子(b-FGF)を封入して徐放化したDDS製剤による血管再生療法を,難治性末梢動脈疾患であるバージャー病,重症糖尿病性壊疽に対して臨床応用を開始した.4週後の評価にて,バージャー病の左第2指潰瘍が治癒し,術前にVAS80(あった疼痛がVAS0となり疼痛が除去出来た(その他は現在評価検査中). さらに現在STZ糖尿病マウスにおいて皮下組織に血管誘導中である.
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