研究概要 |
一般健常人で、抗癌剤CPT-11の標的物質トポイソメラーゼIの遺伝子において、耐性に関連した遺伝子多型の頻度を調べた。 「癌化学療法における耐性関連遺伝子の一般人での変異出現頻度の検討:トポイソメラーゼIの遺伝子多型解析」(第B倫03-07)「成人ボランティアを対象とした遺伝子解析研究」(第B倫03-10) UGT1A1:成人ボランティア126名のUGT1A1(*6、*27、*28)の解析した。結果は以下のとおりである。 UGT1A1*6 Wild 73.0%,Hetero 23.8%,Homo(Variant) 3.2% UGT1A1*27 Wild 99.2%,Hetero 0.8%,Homo(Variant) 0.0% UGT1A1*28 Wild 80.2%,Hetero 17.5%,Homo(Variant) 2.4%. Topoisomerase I:成人ボランティア126名のTopoisomerase I(Region2-1、2-2、4、1、3)について解析した。遺伝子多型は確認できなかった。また、別に成人ボランティア110名においても、再度確認したが、遺伝子多型は確認できなかった。(合計236名)。 Carboxylesterase 2:成人ボランティア126名のCarboxylesterase 2(Exon1、2、3、4〜12)について解析した。Exon2およびExon3に各1ヶ所の変異が確認された。 Exon2 Wild 99.2%,Hetero 0.8% Exon3 Wild 99.2%,Hetero 0.8%
|