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2003 年度 実績報告書

筋萎縮性側索硬化症に対する単純ヘルペスウイルスベクターによる遺伝子治療の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15590916
研究機関大阪医科大学

研究代表者

木村 文治  大阪医科大学, 医学部, 講師 (90204990)

研究分担者 上原 秀明  大阪医科大学, 医学部, 専攻医
古玉 大介  大阪医科大学, 医学部, 助手 (70291987)
宮武 伸一  大阪医科大学, 医学部, 助教授 (90209916)
キーワードALS / Herpes Vector / VEGF / FGF2 / Motor Neuron disease
研究概要

今回の研究では、(1)脊髄前角運動ニューロンに選択的に長期間効率よく遺伝子導入する方法を確立する、(2)筋萎縮性側索硬化症(ALS)トランスジェニックモデルを用いて、trophic factor遺伝子の脊髄運動ニューロンへの導入(paracrineを利用した選択的高濃度投与の実現)による治療効果を見る、の2点を目的としており、本年度は、hepatocyte growth factor (HGF)、vascular endotherial growth factor (VEGF)およびfibroblast growth factor 2 (FGF2)の発現ウイルスベクターの構築とこれらのウイルスベクターによるin vivo(モデル動物)遺伝子発現系の確立を行った。上記3種類の遺伝子発現ユニットを持つ組換えウイルスの作製を開始し、HGF発現およびVEGF発現組換えウイルスは完成、現在、その発現量と生物学的活性の確認を行っている。また、LacZ遺伝子発現ユニットを持つ組み換えウイルスをラット坐骨神経に直接投与、神経毒性を示さず、LacZ遺伝子が強発現することを確認した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 木村 文治: "筋萎縮性側索硬化症100例の変遷"臨床神経. 43. 385-391 (2003)

  • [文献書誌] 中嶋秀人, 古玉大介, 木村文治: "球脊髄性筋萎縮症病態の解明と治療へ向けた単純ヘルペスウィルスベクター遺伝子導入システム"公益信託「生命の彩」ALS研究助成基金研究報告書. 11. 1-5 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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