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2004 年度 実績報告書

分子病態の解明と治療を目的としたディスフェルリン結合タンパク質に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15590924
研究機関独立行政法人産業技術総合研究所

研究代表者

松田 知栄  独立行政法人産業技術総合研究所, 脳神経情報研究部門, 主任研究員 (50344099)

キーワードディスフェルリン / 筋ジストロフィー / アフィキシン(βパルビン)
研究概要

ディスフェルリンは三好型および肢帯型筋ジストロフィー2B型の原因遺伝子産物として同定された。ディスフェルリンの欠損による筋ジストロフィーの分子病態を調べるため、患者骨格筋において2次的に発現の変動するタンパク質を免疫染色法にて探索した。その結果、患者骨格筋において細胞膜におけるアフィキシン(βパルビン)の発現が低下していることを見出した。正常骨格筋ではアフィキシンとディスフェルリンは細胞膜に局在することから、アフィキシンはディスフェルリンの結合タンパク質であることが予想される。そこでディスフェルリンとアフィキシンを培養細胞で共発現させたところ、共沈されることが確認され、細胞内局在も一部が一致していた。さらに変異型ディスフェルリン、アフィキシンを用いて共沈実験を行い、それぞれの分子の相互作用部位を同定した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Dysferlin interacts with affixin (β-parvin) at the sarcolemma2005

    • 著者名/発表者名
      Chie Matsuda et al.
    • 雑誌名

      Journal of Neuropathology and Experimental Neurology 64, 4

      ページ: 334-340

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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