研究課題
基盤研究(C)
ディスフェルリンは三好型および筋肢帯型筋ジシトロフィー2B型の原因遺伝子産物として同定された。ディスフェルリンの欠損による筋ジストロフィーの分子病態を調べるため、患者骨格筋において2次的に発現の変動するタンパク質を免疫染色法にて検索した。その結果、患者骨格筋において細胞膜におけるアフィキシン(βパルビン)の発現が低下していることを見出した。正常骨格筋ではアフィキシンとディスフェルリンは細胞膜に局在することから、アフィキシンはディスフェルリンの結合タンパク質であることが予想される。そこでディスフェルリンとアフィキシンを培養細胞に共発現させたところ、共沈されることが確認され、細胞内局在も一部が一致していた。さらに変異型ディスフェルリン、アフィキシンを用いて共沈実験を行い、それぞれの分子の相互作用部位を同定した。
すべて 2006 2005
すべて 雑誌論文 (4件)
Journal of Immunology 176・6
ページ: 3611-3624
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