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2003 年度 実績報告書

ミトコンドリア機能の可視化によるMODY発症機構解析

研究課題

研究課題/領域番号 15590957
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

尾形 真規子  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (10233404)

研究分担者 岩崎 直子  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (70203370)
淡路 健雄  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (60297546)
キーワードMODY / pH可視化測定 / ミトコンドリア機能
研究概要

1.GFP利用pHプローブの改良。:
発色団近傍に変異を導入することにより水素イオン感受性を改変することが可能であると報告されており、クロライド並びに水素イオン感受性がほとんど存在しないことが報告されているGFP変体であるVenusの改変遺伝子を作製した.改変した遺伝子から大腸菌でリコンビナントタンパクを作成し、蛍光光度計を利用し、pH8前後に感度域をもち、クロライド感受性が無いクローンを選択した.作成した、遺伝子をCOS7細胞に導入し、細胞内pHの可視化定量を現存の高感度蛍光顕微鏡システムで行った.また、ミトコンドリアレベルでのpH定量性の検定並びに、ミトコンドリアレベルでのpH定量光学系の至適化を行った.
2.改良pHプローブによる細胞質・ミトコンドリア融合遺伝子の安定発現細胞の作出。:
改良を行った、それぞれミトコンドリア・細胞質測定用のpHプローブ遺伝子をリポフェクタム法でインスリン分泌細胞INS-1細胞に導入を行い、安定発現細胞の作出を行った.
この安定発現細胞を用い、ミトコンドリア移行シグナルが導入した細胞でpHセンサーを目的のミトコンドリアに移行させているかどうかを検討するため共焦点顕微鏡を利用し、ミトコンドリアマーカーを利用し局在の検討を行う。
また、作製した安定発現細胞を用い、インスリン分泌刺激におけるpH変化の検討を行い、MODY遺伝子変異の影響を検討する予定である.

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2012-10-10  

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