| 研究課題/領域番号 |
15591279
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| 研究機関 | 山口大学 |
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研究代表者 |
狩野 裕一 山口大学, 医学部附属病院, 助手 (30186035)
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| 研究分担者 |
松永 尚文 山口大学, 医学部, 教授 (40157334)
菅 一能 山口大学, 医学部附属病院, 助教授 (90171115)
丹黒 章 山口大学, 医学部, 助教授 (10197593)
伊東 克能 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (00274168)
藤田 岳史 山口大学, 医学部, 助手 (50335733)
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| キーワード | 乳癌 / センチネルリンパ節 / CT / リンパグラフィ / リンパ節生検 / 造影剤 / MR |
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| 研究概要 |
平成16年度には、本研究費で購入した7頭の犬を使用し、MR造影剤ガドメグルチミン(Gd-DTPA)を乳頭付近の皮内注入してMRリンパグラフィを行ない、リンパ路が明瞭に描出のされることを確認した。臨床研究としては、前年度に引き続いてセンチネルリンパ節生検が行なわれる予定の早期乳癌患者においてCTリンパグラフィを施行し、本法により正しくセンチネルリンパ節が同定され、生検により腋下リンパ節転移の有無が評価できることを検証し得た。研究成果は、欧文誌Investigative Radiology、Radiology、Surgeryに投稿し掲載された。造影されたリンパ路をより明瞭に判りやすく表示するための三次元画像作成法の研究も行ない、その成果は、欧文誌Investigative Radiologyの特集号に投稿し掲載予定となった。また、これらの研究成果を研究分担者の菅が、2004年5月13-15日にドイツのリンバーグにて開催された「The lymphatic system - new developments in oncology and IMRT」研究会において、招待講演として発表した。
また、本年度の健常犬を使用した基礎実験の研究過程で、CTリンパグラフィにより食道や胃のセンチネルリンパ節も描出できることを見出し、本研究の発展的な研究成果としてまとめ、欧文誌Radiologyに投稿し掲載予定となった。
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