研究概要 |
平成17年度は下記のように研究を遂行した. 1.現在経過観察中の顎補綴患者についていろいろな検査を行い,どのような検査が製作した補綴装置による発音・嚥下機能回復に役立っているかの評価法を確立するためにデータを集積し,順次解析を行った. 2.これまで行ってきた研究を整理し,本研究に関連する「咀嚼」「発音」「嚥下」機能回復をどのように評価しているかを日本顎顔面補綴学会の学会誌「顎顔面補綴」に掲載された論文について10年間遡って検索した. 3.これをもとに6月に開催された第22回日本顎顔面補綴学会学術大会で「顎補綴患者の機能回復評価法について」という演題で研究発表した. 4.学会発表したデータをもとに学会誌「顎顔面補綴」に「顎補綴患者の機能回復評価法について-学会誌「顎顔面補綴」10年間の文献調査-」という表題で投稿した. 5.3年間の研究成果を研究成果報告書として印刷した. 6.被験者である患者様には研究の趣旨を充分説明し,同意を得て,研究を遂行した.また被験者のプライバシーは厳守した.
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