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2006 年度 実績報告書

超音波による骨密度計測値を用いた10歳代から80歳代までの骨年齢表示

研究課題

研究課題/領域番号 15592175
研究機関東京歯科大学

研究代表者

茂木 悦子  東京歯科大学, 歯学部, 助教授 (50147253)

研究分担者 山中 すみへ  東京歯科大学, 歯学部, 客員教授 (40085840)
山口 秀晴  東京歯科大学, 歯学部, 教授 (20085806)
野村 真弓  東京歯科大学, 歯学部, 助手 (40218368)
井上 孝  東京歯科大学, 歯学部, 教授 (20125008)
キーワード骨密度 / 超音波 / 顎骨 / インプラントアンカレッジ / 成長 / アンチエイジング
研究概要

本研究期間中に再生医療がクローズアップされ骨評価は重要度が増している。
1.超音波による骨量計測は他の骨密度測定法と異なり被爆がなく、安全に繰り返し使用可能であるので広く普及してきている。超音波骨密度計測装置(Cuba Clinical,英国McCue社)は踵骨の骨密度を超音波減衰速度Broadband Ultrasonic Attenuation、BUA(dB/MHz)により表示するものであるが、我々は5歳から90歳代まで合わせて2000人を超えた。既に、計測結果は本装置に組み込まれている標準値と比較してやや低い傾向が見られたこと、20歳以下、80歳以上の計測値は組み込まれていなかったことから5歳から95歳までのすべての計測結果を年齢順にまとめ、"東京歯科大バージョン"として、表示画面を書きかえ、現在は新画面を用いている。またBUAによる骨年齢表示としてライフステージ全体にわたる特徴を加え現在論文化している。
2.X線、超音波、両方とも顎骨用計測装置は現在まで開発されておらず、その理由はBUAは円筒形の骨である必要があるからである。口腔内挿入型、反射型、など考案されながら実現化されていない。小型化と超音波トランスデューサーの精度が課題で開発を継続している。
3.平成16年から8020達成者が骨密度が高かったこと、QOLが高かったことから、骨量の高さはアンチエイジングに直接関わっている。8020対照群として千葉市在住高齢者の骨密度調査、平成17年には文京区8020達成者の2回目骨密度縦断調査、千葉県特養芝山苑の2回目骨密度縦断調査、千葉県8020達成者3回目の横断調査を行ってそれぞれデータベースに組み込みこんでEBMとするため研究は今後も継続する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 手根骨を用いた下顎骨体長のコンピューター予測プログラムの評価2006

    • 著者名/発表者名
      山口裕美, 茂木悦子, 野村真弓, 根岸史郎, 原崎守弘, 山口秀晴
    • 雑誌名

      歯科学報 106・6

      ページ: 228-235

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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