研究課題/領域番号 |
15592177
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研究機関 | 神奈川歯科大学 |
研究代表者 |
長谷 則子 神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (30148019)
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研究分担者 |
西村 康 湘南短期大学, 歯科衛生学科, 教授 (20139562)
小田 博雄 神奈川歯科大学, 歯学部, 講師 (10160871)
長谷 徹 湘南短期大学, 歯科衛生学科, 教授 (00180498)
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キーワード | 摂食障害 / 口腔疾患 / 精神疾患 / 口腔乾燥 / 心理テスト |
研究概要 |
本年度においては、これまでの調査により摂食行動障害者においては口腔疾患の多発が判明したが、その異常を容易に、的確に判断できる診査項目の検討を実施した。 病状が悪化した場合、唾液の流出量が低下し口腔疾患が発症することが病態の特徴の1つであるが、唾液量の測定よりもさらに容易な判定方法として、口臭の測定を検討した。 しかし、これまで口臭測定にはハリメーターによる方法が確立された、方法として存在しているが、測定値が安定するまでの時間、1回の測定時間などを考慮すると、精神障害者や集団を対象とする調査には不向きといわざるを得なかった。 そこで、これらの問題点を解決するために簡易型口臭チェック器(ブレスチェッカー)による検討を開始した。 短期大学生を対象とし、問診調査票と簡易型口臭チェック器(ブレスチェッカー)の判定結果、さらにはハリメーターの測定値の相関を現在症例数を増やしつつ検討中である。 なお、本年度は2004年10月15日、16日、山梨で開催された第22回日本障害者歯科学会総会および学術大会、10月14日、15日に広島で開催された独立行政法人国立病院、療養所医療研究会、12月3日開催された第40回神奈川歯科大学学会総会において演題発表を行った。
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