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2006 年度 実績報告書

青少年期摂食障害患者における口腔疾患発症メカニズムの解明と疾患予防に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15592177
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

長谷 則子  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (30148019)

研究分担者 西村 康  湘南短期大学, 歯科衛生学科, 教授 (20139562)
小田 博雄  神奈川歯科大学, 歯学部, 講師 (10160871)
長谷 徹  湘南短期大学, 歯科衛生学科, 教授 (00180498)
キーワード摂食障害 / 精神疾患 / 口腔疾患 / 口腔乾燥 / 口臭 / ダイエット
研究概要

本年度は本研究の最終年度に当たるのでこれまでに蓄積した調査研究結果を用いて、学会発表および論文の作製、検討、調査を実施した。
学会発表については、2006年9月、京都市で開催された第60回国立病院総合医学会において、精神疾患患者における口臭の実態という演題で、2006年10月、仙台市で開催された第23回日本障害者歯科学会において、精神疾患患者の口臭に関する調査・研究 第2報 口臭検査法選定とその実態についてという演題で、2006年12月、横須賀市で開催された第41回神奈川歯科大学学会では、摂食障害患者の口臭に関する研究という演題でそれぞれ発表した。
発表では精神疾患が重症化するに従って口腔乾燥症も悪化し、口臭も強く現れることを明示した。また、ハリメーターによる口臭測定は正確ではあるが、測定時間、精度、回数などを考慮すれば、精神障害者を対象とした研究調査においては不可能であり、我々が選定した簡易型口臭チェック器(ブレスチェッカー)の有用性を再確認した。
研究論文は、潜在的摂食障害予備軍としての青少年期におけるダイエットの実像-アンケート調査にみる私の理想体重-という題で、湘南短期大学紀要第18号に発表した。今後の研究発展を考慮して、対象を摂食障害患者と同年代で潜在的摂食障害予備軍の短期大学生としたダイエットの状況と理想体重に対する意識調査を実施し、多くの問題点を明らかにし、今後健康教育のときに注意しなければならない項目を一部選定できたと考えている。
なお、本研究の最終まとめである研究報告書の制作も行っている途上である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 潜在的摂食障害予備軍としての青少年期におけるダイエットの実像-アンケート調査に見る私の理想体重-2007

    • 著者名/発表者名
      長谷 徹, 長谷則子, 西村 康他
    • 雑誌名

      湘南短期大学紀要 18号

      ページ: 79-85

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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