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2003 年度 実績報告書

臨床看護実践力を高めるWeb教材の開発と看護教育支援システムの構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15592263
研究機関岐阜大学

研究代表者

竹内 登美子  岐阜大学, 医学部, 教授 (40248860)

研究分担者 村瀬 康一郎  岐阜大学, 総合情報メディアセンター, 教授 (80150027)
高橋 由起子  岐阜大学, 医学部, 助手 (90313915)
松田 好美  岐阜大学, 医学部, 助教授 (10252149)
小澤 和弘  岐阜県立看護大学, 看護学部, 助手 (20336639)
キーワード臨床看護 / CAI / 教材開発 / Web教材 / 教育支援システム
研究概要

本研究の最終目的は、臨床看護実践用のWeb教材を開発すると共に、それをコンテンツに含む看護情報サイトを試行的に運用し、e-learningの学習効果を検証すること、および本情報サイトを発展させ、より総合的な看護教育支援システムを構築するために必要な条件、現状での問題点を明らかにすることである。
本年度の研究は、成人臨床看護学(周手術期)に必要な教材ソフトウエアーの概念を明らかにするための調査を中心に実施した。まず、成人臨床看護学(周手術期)の看護実践に求められる教材内容の明確化を図るため、国内外の諸文献の検討を行った。文献から得られた知見と、研究者らの今までの教育経験をもとに、術前・術後の看護実践に必要な知識・技術・態度について、質問項目を厳選し、研究者間で検討を重ねて質問紙を作成した。次に、研究計画書及び質問紙等を岐阜大学医学部倫理委員会に提出し、倫理委員会での承認を得た。その後、全国の看護系大学の看護教員及び大学附属病院の臨床看護師へ調査依頼をし、文書で同意を得られた方々を対象に、質問紙調査(デルファイ法)を行っている。現在、一次データを集計・分析中である。質問紙調査と並行して、インターネット上の看護教材の探索を行い、その看護教材を体験しながら内容の現状分析を行っている。さらに、今まで開発してきた看護教材をWeb版に改良するため、現段階での問題点・改良点を検討中である。今年度中には、重要項目別学習のための看護教材の開発(不足分のみ)を終える予定である。
なお、Web版看護教材の評価に関する研究については、質問紙調査(デルファイ法)の集計・分析に時間を要し、計画よりやや遅れているという現状である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 松田好美, 竹内登美子他: "外科看護学実習のための多視点動画像を利用した教材の開発と評価"看護展望. 28(12). 70-76 (2003)

  • [文献書誌] 高橋由紀子, 竹内登美子他: "手術室入室オリエンテーション用CAI教材の開発とその学習効果"臨床看護. 29(11). 1670-1676 (2003)

  • [文献書誌] 竹内登美子: "キャンパスの情報化と病院の電子化に対応した看護教育"看護展望. 28(13). 68-73 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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