研究課題
基盤研究(C)
平成15年度に家族機能(FFFS)の調査を、西日本(大阪、岡山、広島)地域で行った。倫理的配慮として、研究の目的とプライバシイを遵守すること、個人が特定されないよう統計処理を行うことなどを書面に記し、同意書に署名捺印して同意の得られた対象に行った。同意書は大学研究室の鍵のかかる書架に保存している。本大学の倫理委員会の承認を得て実施した。乳幼児期の子どもの親の家族機能の結果については、目的である3点を明らかにした。(1)乳児期の親の家族機能の特徴は、因子分析により6因子が抽出された。因子構造から配偶者相互との関係を中心に据えた家族構成員の関係、次にサブシステムでは、知人との関係が重要視されていた。社会との関係では、病気や心配事なとの核家族の問題が窺えるものであった。(2)乳幼児(0歳〜5歳)の発達は、因子分析により4因子(認知、運動、身辺自立、社会性)が抽出された。年齢別に子どもの発達と親の家族機能(FFFS)との関係を明らかにした。結果の特徴は、子どもの発達の特徴を反映した結果であり、支援の方向性を示唆した。平成16年度に3歳児の心の発達と家族機能FFFS、母親の養育態度の調査を実施し(広島県と岡山県)、3歳児の心の発達や行動の特徴を明らかにし、家族機能との関係、また母親の養育態度との関係を明らかにした。研究方法手続きは平成15年度と同様に行った。家族機能に関する研究と3歳児の研究結果は、PECERAの国際学会や日本発達心理学会と日本家族看護学会に研究の成果発表を行った。
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すべて 雑誌論文 (12件)
Nursing Journal of Hiroshima International University 7
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Japanese Association for Research in Family Nursing Reported in the proceedings of the 13th Academic Forum 94
Nursing Journal of Hiroshima International University No,7
日本家族看護学会第13回学術集会抄録 12(2)
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ページ: 109
PECERA (Pacfic Early Childhood Education Research Association) 7th Conference Korea July 109
PECERA (Pacfic Early Childhood Education Research Association) 2005 6th Conference 6
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PECERA (Pacfic Early Childhood Education Research Association) 6th Conference Taiwan July 389
日本発達心理学会第15回大会発表論文集 15
ページ: 422
PECERA (Pacfic Early Childhood Education Research Association) 5th Conference 5
ページ: 85
Reported in the proceedings of the 15th Conference of the Japan Society of Developmental Psychology. 422
PECERA (Pacfic Early Childhood Education Research Association) 5th Conference Australia July 85