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2003 年度 実績報告書

地域における家族サポート看護実践-ヘルスプロモーションを基盤に-

研究課題

研究課題/領域番号 15592347
研究機関愛知医科大学

研究代表者

高野 順子  愛知医科大学, 看護学部, 教授 (00226804)

研究分担者 渡辺 智子  愛知医科大学, 看護学部, 講師 (00268955)
八島 妙子  愛知医科大学, 看護学部, 助教授 (70310472)
坂上 明子  愛知医科大学, 看護学部, 講師 (80266626)
白井 祐子  愛知医科大学, 看護学部, 助手 (40351150)
佐々木 裕子  愛知医科大学, 看護学部, 助手 (10351149)
キーワード看護 / 地域支援 / 家族 / 協働 / 養育 / 療育 / 自助グループ / ヘルスプロモーション
研究概要

家族サポートは学部が地域住民と協働して、子育て家族を中心に行ったプロジェクトを参加行動型研究で継続させていくことであった。15年度は新しく結成した"子育てネット、ながくて"の規定を作成し、役員の選出を行い、活動目標(自主グループ相互の理解を深め、子育てが楽しくなる地域づくりに向け、相互連携のあり方を検討すること)を明確に成文化・実施し、着実なグループの発展について確認・評価を行った。
上記の活動からの波及効果として、5月N町役場の児童教育課が、15年3月に行った子育てフェスタ活動報告書を参考に、子育て冊子を発行した。6月、近隣の市町村保健センターの子育てフェスタの計画について集いが、行政と自主グループで行われ、今後も連携を密にして広範囲なネットを形成することが望ましいと結論した。
9月、研究代表者と研究員はカナダBC州・バンクーバー市に3日間及びアルバータ-州エドモントン市に2日間にわたり、調査研究を行った。カナダ・UBC大学看護学部教授及びアルバータ大学看護学部の教授達と交流し、関連研究について検討会を行った。家族が担う養育については、日本のように社会的問題として子育てと云われるとらえ方はなく、こどもの生活リズムと親のそれへの対応との関係を個別に捉えて明らかにし、両親教育に繋いでいた。
養育についての研究は、こどもの成長発達とヘルスに係わる研究・親自身の成長発達とヘルスに係わる研究・社会の支援的環境についての研究(仕組みづくり)の3部から成り立っていた。子供についての支援では、子供の権利章典にもとづき確固たる法的な整備があり、それに基づいて社会が大きな責任を担っていた。
16年3月には本学において、皆で考えよう「落ち着きのないこどもと親への支援」と題して、講演会及びパネル・ディスカッションからなる集会を行った。幅広い地域の人々の積極的な検討会への参加があり、大きな成果があった。今後、報告書を地域に活動の意義について発信していく。また、これに関係する自助グループもすでに結成され、第一回の会議を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 高野 順子: "学会標題:看護学部がN地域と協働する家族サポート"家族看護学研究. 9・2. 33-33 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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