研究課題/領域番号 |
15601005
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
関 英昭 青山学院大学, 法学部, 教授 (10118721)
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研究分担者 |
宮坂 富之助 早稲田大学, 法学部, 名誉教授 (70063477)
高橋 岩和 明治大学, 法学部, 教授 (30281562)
宮部 好広 日本生活協同組合連合会, 機関運営部(法規担当), 研究職
栗本 昭 財団法人生協総合研究所, 主任研究員(研究職)
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キーワード | NPO / 協同組合法 / 非営利組織法 / 協同組合 / 非営利組織 |
研究概要 |
本研究課題は、非営利・協同組合組織の制度的枠組み支援措置のあり方をめぐって、国内の動向と海外の動向とを比較研究することを目的としている。初年度を国内の研究にあて、非営利・協同組合組織にっき、国内の法制度を中心に研究した。その成果は中間報告の形で発表済である。 「新たな環境のもとでの生協の法制度改革の論点」(生協総研レポートNo42、2004年3月) 研究二年目は、国内制度との比較を行うため、海外での調査研究を行い、そのための事前研究会と研究報告会を行った。 (1)ドイツにおける協同組合の実態調査を行うと共に、ミュンスター大学で開催された国際協同組合学会に出席し、議論に参加した。加えて、非営利団体であるGemeinnutzigkeit(Non Profit)の研究機関である、ハンブルクのロースクールとベルリンの社会科学研究所(WZB)でヒヤリング調査した。 (2)イギリスの非営利・協同組織の実態調査のため、CDA(協同組合支援の中間組織)とSEL(社会的企業支援の中間組織)においてヒヤリング調査をした。 (3)イタリアのCGM(社会的協同組合支援の全国組織)と、実践の現場であるSol.Co.Brescia(地域事業連合)をヒヤリング調査すると共に、現場で活動する人達との意見交換を行った。 (4)月例の研究会では、各自の分担部分の調査・研究報告を行った。また、研究会メンバー以外の学識者によるレクチャーを受け、研究会活動の一助とすることができた。
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