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2004 年度 実績報告書

4年制大学における言語聴覚士養成教育コアカリキュラムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15606013
研究機関北海道医療大学

研究代表者

阿部 和厚  北海道医療大学, 心理科学部, 教授 (10001869)

研究分担者 森 寿子  北海道医療大学, 心理科学部, 教授 (40239611)
吐師 道子  北海道医療大学, 心理科学部, 助教授 (40347779)
石川 美子  北海道医療大学, 心理科学部, 講師 (80347781)
中山 剛志  北海道医療大学, 心理科学部, 講師 (10347784)
田村 至  北海道医療大学, 心理科学部, 講師 (00347783)
キーワード言語聴覚士養成教育 / 4年制大学 / コアカリキュラム / 言語聴覚士 / 医療職養成教育 / チーム医療 / 臨床実習 / 教養教育
研究概要

語聴覚士(国家資格による医療職)の養成4年制大学の教育拡充が求められているが、チーム医療を行うための専門性、卒後研修、高度専門職・研究者・指導者養成や大学院との関係もふくめた具体的教育内容はまだ確立していない。この研究は、先行する医・歯・薬学教育のコアカリキュラムとも関連して、4年制大学言語聴覚士養成教育コアカリキュラムを明確にする。平成15年度には,日本の言語聴覚士養成大学のカリキュラムをアンケート・訪問調査、米国の大学についても訪問調査し、1)国家試験指定科目の総授業時間数、2)科目の1単位相当の授業時間数、3)教養・一般教育科目の充実度、4)指定科目以外の態度教育科目の有無と充実度に大差があり、さらに、5)カリキュラムは一般に指定科目の羅列で、必要な教育目標上の内容と量、および教育効果上の順序、科目間連携などが不吟味、5)学外臨床実習前の学内基本実習が不明確、6)学外実習場所の多くで内容に偏りがあり、網羅的臨床体験が不可能であり、そのため学内実習を充実しなければならないが、この点で多くの大学が大きく立ち遅れている。これらをふまえ、平成16年度は、1)総合的態度、技能教育に資するOSCE(客観的臨床技能試験)を言語聴覚士養成教育としてはわがくに最初に創出、3回実施し、これには受験生1クラス(60人)に対し、その同数から2倍の学生、教員による模擬患者、評価者により、それぞれ終日の作業となった。2)学科全教員の共同により、4年制大学言語聴覚士教育モデルコアカリキュラムを作成した。こではほぼ200項目について一般目標と到達目標を表記した。また、この成果をもとに、3)言語聴覚士養成教育で指導的立場にある4名を招いて、シンポジウムを開催した。ここでは全国の大学、専門学校からの参加者に大きなインパクトを与えた。これらの成果は、印刷物として、全国の言語聴覚士養成校、関係機関に配布する。

  • 研究成果

    (12件)

すべて 2005 2004 2003 2002

すべて 雑誌論文 (11件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 教員評価は教員のその大学への貢献度を測る2005

    • 著者名/発表者名
      阿部和厚
    • 雑誌名

      大学評価研究 4

      ページ: 6-14

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 医療人材の高度化と大学教育2004

    • 著者名/発表者名
      阿部和厚
    • 雑誌名

      高等教育研究 7

      ページ: 71-92

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 言語聴覚領域における情報教育のあり方-医療専門職者養成の視点を踏まえて-2004

    • 著者名/発表者名
      畠山彰文, 中山剛志, 阿部和厚, 田村至, 森寿子
    • 雑誌名

      北海道医療大学情報センター年報 2

      ページ: 15-20

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 地球・大学連携による医療基本教育2004

    • 著者名/発表者名
      阿部和厚
    • 雑誌名

      大学教育学会誌 26

      ページ: 45-48

  • [雑誌論文] 言語聴覚領域における情報教育の現状-養成大学のシラバスから抽出された養護より-2004

    • 著者名/発表者名
      畠山彰文, 阿部和厚, 中山剛志, 田村至, 森寿子
    • 雑誌名

      北海道医療大学人間基礎科学論集 30

      ページ: A1-A5

  • [雑誌論文] 情報ネットワーク組み込みデジタル動画映像教材作成マニュアル2003

    • 著者名/発表者名
      渡邊 智, 阿部和厚, 細川敏幸, 町井輝久
    • 雑誌名

      高等教育ジャーナル 11

      ページ: 93-106

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 大学における教育業績評価の評点化についての提案2003

    • 著者名/発表者名
      阿部和厚
    • 雑誌名

      高等教育ジャーナル 11

      ページ: 141-148

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 大学教員の教育業績をどのように評価するか?2003

    • 著者名/発表者名
      小笠原正明, 阿部和厚, 山岸みどり, 西森敏之, 細川敏幸
    • 雑誌名

      高等教育ジャーナル 11

      ページ: 149-161

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 大学1年生は高校4年生?-高校教育と大学教育の連携を考える-2003

    • 著者名/発表者名
      鈴木 誠, 池田文人, 土岐 均, 湯田恭丈, 和田健夫, 佐藤振一郎, 大山勉, 苫米地司, 阿部和厚, 山岸みどり
    • 雑誌名

      高等教育ジャーナル 11

      ページ: 141-148

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 書く力をつけるための指導2003

    • 著者名/発表者名
      西森敏之, 山下好孝, 寺沢浩一, 小笠原正明, 山岸みどり, 阿部和厚, 細川敏幸, 二通信子
    • 雑誌名

      高等教育ジャーナル 11

      ページ: 173-186

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 医学教育とeラーニング2002

    • 著者名/発表者名
      阿部和厚
    • 雑誌名

      IDE 440

      ページ: 26-33

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] 北海道医療大学心理科学部言語聴覚療法学科(2004)2004

    • 著者名/発表者名
      阿部和厚, 安東孝治, 石川美子, 今井智子, 太田 勲, 大槻美佳, 亀井 尚, 田代邦雄, 田村 至, 中山剛志, 吐師道子, 畠山彰文, 福田真二, 森 寿子, 森若文雄, 山路めぐみ, 林 良子
    • 総ページ数
      1-62

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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