平成15年度においては、Web上のテストを作成し、高校の数学から大学の数学までを含む実力診断ができ、その結果などのデータベースが構築できるようなプログラムをほぼ完成させることができた。プログラムはLinux上のデータベースソフトPostgreSQLで開発し、高校数学の各分野と総合的な分野に対して、それぞれ問題を作成した。生徒は、Web上で問題を選択し、回答し、解説が閲覧でき、試験結果についてはデータベース化されるとともに、様々な統計が自動的に計算され表示されるような仕組みを構築した。 平成16年度では、いくつかの高校で実際に試用してもらい、プログラム上や管理上の問題点を割り出し、プログラムの改訂をし、セキュリティを含めた管理の仕組みを検討し、実用できる段階まですることができた。
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