研究課題/領域番号 |
15607019
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算科学
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
中村 浩章 核融合科学研究所, 理論・シミュレーション研究センター, 助教授 (30311210)
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研究分担者 |
藤原 進 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助教授 (30280598)
田村 祐一 核融合科学研究所, 理論・シミュレーション研究センター, 助教授 (50311212)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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キーワード | 両親媒性分子 / 自己組織化 / 散逸粒子動力学 / 粗視化 / バーチャルリアリティー / ネットワーク / VRネットワーク / リアルタイムシミュレーション |
研究概要 |
初年度(平成15年度)の成果として、 ●メゾスコピックシミュレーション法としてDPD法のシミュレーションを両親媒性分子に適応し、濃度温度による超分子構造の解明。 ●VRネットワークによる通信法のプロトタイプの開発。 があった。これらを基盤にして、平成16年度はDPDシミュレーションとVRネットワークの融合し、研究目的であるVRネットワーク環境作りを行った。具体的には、以下の項目の研究をおこなった。 1.メゾスコピックシミュレーション法そのものの開発 ・開発したシミュレーションでは、温度・濃度などの変数を変えることができた。これを改良し、さらに、現実的なシミュレーションを目指し、外部ずり効果の導入。温度制御を連続的に行なえるように改良などを行った。 2.リアルタイムシミュレーション用に適したコーディングへの改良。 ・メゾスコピックシミュレーションコードは、FORTRAN言語でかかれているが、GUIを用いた、リアルタイムシミュレーションでは、C++を用いなければならないため、コードを書き換える作業を行った。それに伴いインタラクションしやすいようにアルゴリズムの検討を行った。 3.VRネットワークへのシミュレーションコード導入。 上記で構築したコードを、VR通信コードと融合し、通信を行った。これにより、当初の研究目的にVRネットワークが、実現できた。
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