研究課題/領域番号 |
15632004
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研究機関 | 国士舘大学 |
研究代表者 |
大沼 克彦 国士舘大学, イラク古代文化研究所, 教授 (70152204)
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研究分担者 |
藤井 純夫 金沢大学, 文学部, 教授 (90238527)
前川 和也 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (60027547)
石田 英実 滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授 (60027480)
西秋 良宏 東京大学, 総合研究博物館, 助教授 (70256197)
常木 晃 筑波大学, 歴史/人類学系, 助教授 (70192648)
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キーワード | 中東理解 / 歴史学 / 共同研究 / 西アジア / ユーフラテス河流域 / 古代文明 / 都市 / 部族社会 |
研究概要 |
邦人が1956年以来おこなってきた西アジア各地の考古学調査は、科学的で真摯な調査内容により世界的に高い評価を受けてきた。これらの調査がもたらしてきた研究成果を、既調査地域を超越した「総体としての西アジア考古学」という枠組みの中で深化させることを目的として、本企画調査をおこなった。 具体的には、6度の全体会議(平成15年7月5/6日、9月27日、11月9日、平成16年1月25日、2月15日、3月7日)と1度の公開シンポジウム(「中東理解の再構築」:平成16年3月8日)を国士舘大学鶴川キャンパスと古代オリエント博物館会議室で開催した。そのなかで、本企画調査に引き続き申請を計画している特定領域研究の研究班各々の代表者による研究方針の発表と討議をおこない、申請へ向けた理念と枠組み、分野毎の研究テーマと研究方法を決定し、役割分担などの組織作りを完遂した。 特に、平成16年3月におこなった第6回全体会議と公開シンポジウムでは、特定領域研究では研究班各々が独自の研究をおこなうのと併行して、トルコに発し、シリアとイラクを流れるユーフラテス河の流域を全体に共通する調査の核地域とし、「都市における部族社会:総合的研究手法による西アジア考古学」という統一テーマのもとで学際的な共同研究をおこなうことで同意した。 申請予定の特定領域研究を構成する研究班は、総括班、狩猟採集社会研究班、古代定住化過程研究班、新石器化過程研究班、古代都市化過程研究班、古代文明・歴史研究班、古代言語研究班、古代人骨研究班、古代生業形態研究班、イスラム史研究班、建築史研究班、美術史研究班、実験考古学研究班、現代民俗研究班、自然科学的分析班、データベース専従班である。 本企画調査の活動経過と成果は近日中に作成する報告書で詳細に公表する。
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