研究課題/領域番号 |
15635002
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研究機関 | 東京工芸大学 |
研究代表者 |
安部 明廣 東京工芸大学, 工学部, 教授 (50114848)
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研究分担者 |
畑中 研一 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70167584)
上山 憲一 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80093376)
橋本 竹治 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20026230)
山崎 俊正 (独)農業生物資源研究所, 主任研究官
古屋 秀峰 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (90251652)
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キーワード | 水素結合 / 分子内、分子間 / 鎖状分子 / 生体関連分子 / 中性子解析 / NMR解析 / らせん高分子 / 超分子 |
研究概要 |
本企画調査班は12名(6大学、1(独)研究所、1民間研究所)からなり、当初から分子内水素結合の利用によって鎖状分子の分子設計に新たな局面が開けるのではないかという認識を共有していた。内外の研究情報を持ち寄って検討の結果、共通の目標に向かって共同研究を実施に移すべきであるとして、以下の手順で11月に平成16年度科学研究費補助金特定領域研究に申請を行なった。 <1>第1回ワークショップ(平成15年8月1日、東京工業大学) 基盤研究(C)企画調査の各メンバーが、それぞれの専門領域の視点で分子内および分子間水素結合について意見を述べ、さらに共通の課題である新規分子設計における水素結合の利用という観点から検討を行った。特定領域研究申請に値するテーマであるという認識のもとで、拡大メンバーによるシンポジウムを企画することとした。 <2>第1回シンポジウム「水素結合の分子戦略」(平成15年10月18日、東京工芸大学) バランスの取れた共同研究の構築を念頭に、水素結合の解析、応用に関心のある研究者を招き、講演、討論を行った。結論を受けて、平成16年度科学研究費補助金特定領域研究に「水素結合の戦略的利用による新しい分子構造・分子集合構造設計概念の確立」と題する申請を提出した。12の計画研究を機能、利用、解析の3班に分け、班内、班間で自由に共同研究が組めるような運営を目指すとした。 <3>第2回シンポジウム「水素結合」(平成16年1月31日・2月1日、虎ノ門パストラル) 11月に提出した科学研究費補助金特定領域研究の採否に関わらず、実質的に共同研究を推し進めるべく、「水素結合」と題する2日間のシンポジウムを開催した。活動をまとめて報告書を作成した。
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