| 研究概要 |
(4)施設利用者特性・満足度調査
2004年7月1日から7月7日の間、Y市公共スポーツ施設17箇所において15歳以上の利用者を対象に質問紙調査を実施した。回収数は9,828、推定回収率は20.8%であった。
調査内容は利用者属性、スポーツ実施状況、施設利用状況、利用者満足度等とした。利用者満足度項目は中らの公共スポーツ施設利用者満足度尺度4)、日本フィットネス産業協会5)の顧客満足度尺度を参考に、回答者がわかりやすいように文言の修正及び項目の追加、削除を行い、28項目からなる尺度を作成した。「受付スタッフの応対は親切である」などの肯定文の項目に対して5段階(1:そう思わない〜5:そう思う)で回答することとし、因子分析を行った。
(5)エリアマーケティング調査
GISソフトならびに国勢調査データベース等を活用し、Y市公共スポーツ施設17箇所について、各施設別、商圏(半径0.5km、1km、2km)を分析し、民間施設のマーケッティング等と比較し、経営効率向上のための課題について分析した。
(6)先進的な国内の取り組み事例調査
先進的な国内の取り組み事例として福岡市(余熱利用PFI施設)、札幌市(札幌ドーム)にインタビュー調査を行った。それら以外に文献調査を実施した。
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