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2003 年度 実績報告書

ダンス・セラピーによる心身の健康の改善に関する総合的研究〜保護者・保育士と子どもとの関係〜

研究課題

研究課題/領域番号 15650147
研究機関福山市立女子短期大学

研究代表者

高橋 実  福山市立女子短期大学, 保育科, 助教授 (90300417)

研究分担者 平沼 博将  福山市立女子短期大学, 保育科, 講師 (70333268)
藤脇 千洋  福山市立女子短期大学, 保育科, 教授 (00087941)
小海 節海  福山市立女子短期大学, 生活学科, 教授 (70149764)
上田 順子  福山市立女子短期大学, 生活学科, 講師 (70351955)
キーワードダンスセラピー / 身体感覚 / 子育て観 / ストレス / リラックス / 健康観 / 脈拍 / 血圧
研究概要

研究担当者に対するダンスセラピーのワークショップを1回(4時間×3日間)を実施したのち、幼稚園の保護者及び学習障害児の保護者のグループに対し、それぞれ7回と8回のセッションを行った。
それぞれのセッションをVTRに記録するとともにセッション前後の脈拍と血圧を測定した。さらに内観による身体感覚を記述してもらった。また連続のセッション開始前後に健康観に対するアンケート調査を行った。
その結果、セッション前後の脈拍や血圧は、運動したにもかかわらず、下降する傾向があることが見られるとともに、身体があたたまる感覚、身体がリラックスする感覚などが継続とともに体感できるようになることがわかった。
また、親子のセッションのあり方は、子どもを無理に参加させるのではなく、子ども自身が親といっしょにやりたくなった時に参加させ、子どもの動きや呼吸などを大人が感じ子どもの動きにあわせて大人が関われるようなセッションのあり方の工夫が、有効であることがわかった。
今後は、親の子育て観や子どもとの関わり方とストレス観、疲労感との関連をアンケート調査によって把握し、ダンスセラピーのセッションによってそれがどのように変化するかを分析するとともに、ダンスセラピーを行っていない親と比較することによって、ダンスセラピーの効果を実証的に明らかにしていきたい。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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