研究課題/領域番号 |
15651038
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
高橋 悟 東京農業大学, 地域環境科学部, 教授 (40120133)
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研究分担者 |
渡邊 文雄 東京農業大学, 助教授 (20256647)
関山 哲雄 東京農業大学, 客員教授
高橋 新平 東京農業大学, 助教授 (50147485)
蓑茂 寿太郎 東京農業大学, 教授 (30078208)
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キーワード | 太陽エネルギー / 蒸留効率 / 土壌水分 / 乾燥ストレス / 植物生体情報 / PF / RSD / 灌漑 |
研究概要 |
1.太陽エネルギーを利用した蒸留化装置の改善 太陽エネルギー利用による試作蒸留装置の効率向上を目的として蒸留部内のパイプに波を発生させ蒸留効率向上を検討した。その結果、次のことが明らかになった。 (1)波による効果は日射に大きく影響し、日射が強く外気湿度が小さい時に最も効果が大きい。 (2)波の効果により蒸留量、蒸留効率いづれも1.5〜2.0倍の効率向上が得られる。 2.乾燥ストレス条件下における植物生体情報の収集と植物利用による根圏の有効土壌水分の評価 植物が健全に生育することができる適切な灌漑時期について土壌水分変化としてpF値を用い、茎径変化としてRSD値を用い数値的に明らかにしようとした。まず、茎径を非破壊連続測定することで植物の乾燥ストレスを捉えると同時に、この時の土壌水分状態め変化についても把握し、乾燥ストレスの要因として微気象と土壌水分のどちらが強く影響を与えているかを確認した。そして、土壌水分変化と茎径変化の2点から植物が健全に生育できる灌漑時期すなわち灌漑によって解消することが可能な乾燥ストレスの時期を具体的な数値で示し、それについて茎径変化を中心に検証実験を行った。その結果、次のことが明らかになった。 (1)茎径変化は微気象よりも土壌水分状態の変化に強く影響される。 (2)緑化植物が健全に生育できる灌漑時期は、RSD値98%、pF2.8付近である。
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