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2003 年度 実績報告書

公立学校における学校評価システムの導入と評価人材育成の課題

研究課題

研究課題/領域番号 15653059
研究機関広島大学

研究代表者

長尾 眞文  広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 教授 (10304461)

研究分担者 橋本 昭彦  国立教育政策研究所, 教育政策・評価研究部, 総括研究官 (80189480)
石井 眞治  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (60112158)
キーワード学校評価 / 評価人材育成 / 評価研修プログラム / 評価者認証制度 / 教員評価者 / 評価学会 / 評価研修教材 / 評価研修講座
研究概要

本研究は、公立学校における学校評価システムの導入にともなう評価人材育成の課題について検討し、校内評価能力向上のための教職員を対象とする研修プログラムを開発するとともに、その有効性を保証するための制度的措置の実践的可能性について理解を深めることを目的とする。
2年計画で行う本研究の初年度は、学校評価に係わる内外の関連事情の実態的把握と評価人材育成プログラムのプロト・タイプを作成し、実際に教員を対象とする4日間の学校評価研修講座を実施した。また日本評価学会に対して評価研修プログラムの認証制度の設立を提案し、学会理事会がこの学校評価研修講座を制度の実行可能性を検討するためのパイロット・プロジェクトとすることを決定し、プロジェクト結果を検討するための審査委員会を設立した。
研究の実施に当たっては、広島県立教育センター内に7名の小中高校教員からなる研究会を設け、県内の学校における評価人材育成の課題に関する実態の把握を行うとともに、カナダ評価学会派遣の評価専門家の指導を受けつつ研修教材・研修プログラムの作成を行った。研修講座は、平成15年7月28日〜31日に、東広島市の広島県立教育センターで、広島県・広島市から公募した25名の公立小中高校教員を対象として実施した。その結果、教員評価者による評価の「基礎的遂行能力」修得に向けて、「評価入門」、「学校評価の設計と実施体制の形成」、「「学校経営計画の進捗状況の把握」、「学校評価結果の報告と活用」を主要内容とする4日間研修プログラムを作成することができた。初年度の研究成果は、日本評価学会全国大会およびカナダ評価学会主催の研修講座にて発表した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 長尾 眞文, 寺地 靖仁: "評価研修プログラム認証制度設立の構想"日本評価学会第4回全国大会報告論文集. 139-144 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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