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2005 年度 実績報告書

光集積回路を利用した光応用計測デバイス

研究課題

研究課題/領域番号 15656096
研究機関信州大学

研究代表者

石澤 広明  信州大学, 繊維学部, 助教授 (90345760)

研究分担者 鳥羽 栄治  信州大学, 繊維学部, 教授 (60010956)
キーワード蛍光の消光現象 / 光ファイバー / 多成分ガス濃度センサー / HPTS / ルテニウム錯体 / 三分岐光ファイバーバンドル
研究概要

蛍光物質の消光現象に着目し,光ファイバーと蛍光物質を組み合わせた酸素及び二酸化炭素濃度を同時に測定可能な多成分ガス濃度センサー及び,同センシングシステムを構築し,酸素及び二酸化炭素濃度の定量的な測定を試み,同時に一つのセンサーで酸素と二酸化炭素の濃度測定が可能であることを明らかにした.
(1)HPTSとルテニウム錯体固有の蛍光ピークがそれぞれ波長520nmと580nmに得られることが実験的に明らかとなった.
(2)HPTSとルテニウム錯体を用いたセンサーチップにより,酸素と二酸化炭素の濃度を同時に測定することが可能である.
(3)酸素濃度の測定精度は2.9vol%であり,二酸化炭素濃度の測定精度は0.06vol%であった.
(4)三分岐光ファイバーバンドルを用いた酸素と二酸化炭素の濃度を同時に測定するセンシングシステムの応答特性は酸素センサー部で約15秒,二酸化炭素センサー部で約10秒であった.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] ファイバーオプティクスによる成分ガスセンサーの開発2005

    • 著者名/発表者名
      野中勉, グエンスウアンリン, 藤井秀昭, 金井博幸, 石澤広明, 西松豊典, 鳥羽栄治
    • 雑誌名

      第48回自動制御連合講演会 L2-12(CD-ROM)

      ページ: 959-962

  • [雑誌論文] ファイバーオプティクスによる二酸化炭素濃度センサーの開発2005

    • 著者名/発表者名
      グエンスウアンリン, 岡本拓也, 石澤広明, 鳥羽英治
    • 雑誌名

      電気学会論文誌E (投稿中)

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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