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2003 年度 実績報告書

分子マーカーを用いた非破壊的な種子散布モニタリング方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 15658046
研究機関東北大学

研究代表者

清和 研二  東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (40261474)

研究分担者 陶山 佳久  東北大学, 大学院・農学研究科, 助教授 (60282315)
キーワードマイクロサテライト / 親子解析 / 種子親特定 / クリ / 当年生実生
研究概要

1.試験地の設定
コナラを主とする落葉広葉樹二次林に150mx150mの試験地を設定した。クリの繁殖個体の直径を調べ、位置を特定後、試験地中心部にコア・プロット(70mx70m)を設定し、そこで出現した当年生実生すべてをマーキングし、位置を特定した。
2.母樹候補木の葉および実生の果皮の採取とDNA分析
150mx150m試験地のクリ繁殖個体の葉を採取し、DNAを抽出し、マイクロサテライトマーカー(SSR)で分析した。さらに、コアプロット(60mx70m)内のすべての当年生実生から果皮を採取し、DNAを抽出し、マイクロサテライトマーカー(SSR)で分析した。
3.マイクロサテライトマーカーによる親子の特定
マイクロサテライトマーカー(SSR)で親子の特定を行った。しかし、ブナなどに比べ決定率は低かった。
4.母樹ごとの散布距離の推定
個々の実生と母樹の位置関係から散布距離を計測した。散布距離は平均で14.5mで最大で45.5mであった。さらに母樹ごとの散布距離を算出した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 陶山佳久: "母方由来組織のマイクロサテライト分析による樹木種子・果実・実生の種子親特定"日本林学会誌. 86/2(印刷中). (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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