研究課題/領域番号 |
15659512
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
稲垣 健治 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (00080193)
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研究分担者 |
隆 朋也 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助手 (90350909)
坂田 五月 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 講師 (90288407)
鈴木 恵理子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (20249246)
夛田 奈津子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助手 (00340117)
西堀 好恵 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助手 (80313948)
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キーワード | 看護教育 / 自己学修 / コンピュータ / プログラム / 多肢選択問題 / CBT / Access / ASP |
研究概要 |
課題「ネットワークコンピュータを介した看護自己学修の促進と支援プログラムの開発」の初年度は研修的内容を含む基盤整備として、ウェブサイトの作成および画像及び音声を含む視覚教材作成の準備段階を終了した。2年次に向けて、具体的な素材を収集し、それを組み立てている。また、「看護教育のセルフラーニングを支援するコンピュータプログラムの開発」を目標に、-CBTをイメージしたMCQ-のプログラムを自作した。今回開発したプログラムはWindows-NTサーバで運用する単純択一形式のもので、問題を蓄積するデータベースには汎用性を意識してMicrosoft Accessを採用した。問題作成する教員が自室のコンピュータでデータベース入力ができ、また、その実行結果が確認できることが、教材作成を促す上でも重要である。このような考えで、プログラムはWindows XPで動作確認できるものとした。また、これに平行して、過去の看護師国家試験などの基礎データをこのデータベースに蓄積している。これらの基礎データは2年次以降、改変とポリッシュアップを重ね、看護教育の自己学修に提供していく。すなわち、教育素材の作成はプログラム開発と両輪であるとの考えで取り組んでいる。初年度開発のプログラムに様々なデータを蓄積する作業を介して、いくつかの問題点が明らかになった。その1つは、視覚素材のデータベースへの登録管理とそれらをウェブ上で利用することができように上記プログラムを改良することである。これに関しては、初年度後半から取り組み始め、現在プログラム改変の原型が出来上がった。2年次にはこれが運用できるようにするため、プログラムの完成度を高めると同時に、視覚教材を含む素材をデータベースに登録する作業を行う。初年度研究は当初計画を上回るスピードで進行した。
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