1.現在出来上がっているシステムの実施調査を行い、機能の改良や追加などがないかシステム仕様の検討を行う。 三重県学生男女バレーボールリーグ戦秋季大会および全日本大学男女バレーボール選手権大会において、本システムの実施調査を行った結果、現在の機能に改善すべき点がいくつかあった。 2.入力・記録方法の開発。本研究の特殊性であるタッチパネルによる入力・記録方法の改善を行い、使用者の多様なニーズに対応できるオプション機能を開発する。 初期情報の入力とラリーデータ入力に改善すべき点があった。今後はそれらの機能を改善し、スムーズなデータ入力が行える入力方法の開発に着手する。 3.中間報告。日本体育学会において本研究の発表を行う。 日本体育学会第54回大会において「バレーボールのリアルタイムゲーム分析システムの開発」を発表した。バレーボール学会に「バレーボールゲーム分析システムTOUCH VOLLEYにおけるデータ入力機能」「バレーボールゲーム分析システムTOUCH VOLLEYにおける戦術支援機能とデータ分析機能の実装」を投稿した。International Sports Engineering Associationに「Development of TOUCH VOLLEY - volleyball tactical support system -」を発表予定。 4.分析・表示方法の開発。リアルタイム分析の表示や、試合後の分析、集計結果の表示などの改善を行い、戦術支援機能、データ分析機能の充実をはかる。 データ分析機能において、分析項目やデータ表示方法に改善すべき点があったので、今後使用者が必要とする分析項目を整理し、分かりやすいデータ表示が行えるデータ分析機能の開発に着手する。
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