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2003 年度 実績報告書

ペトリネットによるCAIソフトウェア開発ツール

研究課題

研究課題/領域番号 15700508
研究機関信州大学

研究代表者

KAWAMOTO Pauline・Naomi  信州大学, 工学部, 助教授 (40283238)

キーワードペトリネットツール / CAI / ソフトウェア開発
研究概要

多くの教育機関や企業はインターネットの普及により簡単に教育コンテンツを充実できるようになった。しかし、プログラミング経験がないとそのコンテンツを一つのCAIシステムに発展させるのは難しい。CAIシステムにはコンテンツ提供以外に学習効果や進捗状況をモニターする事があり、そのためのプログラミングが必要になる。
本研究では、インターネット用のCAIソフトウェアが簡単に設計、生成できるツールの開発を行っている。以前から並列処理などのモデリングに使われるペトリネットのグラフ概念を用いてPetri Net Design System(PDS)というツールを開発し、ロボット・コントローラ等のプログラム設計とそのCコード生成に応用して来た。このPDSツールはMS-DOSで実行するために作られていたが、現在はウェブ上のCAIシステムの開発に対応するため、Javaに書き換えウェブ上の実行ができるバージョン(Web-PDS)となっている。PDSツールは画面表示、キーボード入力、タイマーなどの機能を備えている。Web-PDSは、更にCAIソフトウェアに必要なCGI機能が実現できるように拡張をしている。
Web-PDSの使いやすさをテストするためにプログラミング経験の無いアメリカと日本の小学校の先生2名に協力していただき、英語と日本語の学習CAI開発を進めている。その他に今後必要となるCAIシステムやその機能を検討するために2004年度外国語教育メディア学会(LET)第44回全国研究大会(http://WWW.jlet-ko.org/index.php)のパネル参加を予定している。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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