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2004 年度 実績報告書

音声認識、合成技術を中心とするマルチメディア手法を用いた中国語学習支援システム

研究課題

研究課題/領域番号 15700524
研究機関早稲田大学

研究代表者

尹 明  早稲田大学, 理工学術院, 助手 (70350460)

キーワードTTS(Text to Speech) / 音声合成技術 / CALL / マルチメディアと教育 / e-ラーニング / 授業学習支援システム
研究概要

本研究は、従来の中国語教育システムの欠点の克服を目標とした上で、日本人向けインターネットを援用した中国語学習法を目差して開発を行った。特に中国語ピンインの入力速度から中国語発音のレベルを判断する。中国語音声認識技術、Text To Speech技術を利用することによって、中国語発音の問題が全面的に解決していく。さらに項目反応理論を利用して、学習者のレベルに応じる中国語学習システムも目差している。
1、インターネット中国語適応型テスト
本研究は項目反応理論と中国語教育の特徴によって、項目反応理論に基づくインターネット中国語適応型テストを実現するものである。本研究は、項目反応理論において、初期問題の選択戦略を改善し、一回で異なるレベルの問題を出すという方法を選択する。それと同時に、項目反応理論の情報関数において、全て可能な計算結果がデータベースに保存され、推測で与えられた被験者の能力によって、直接にルックアップ表で試験問題をピックアウトし、サーバーの負担を減らすことで、ネットワーク試験を実用化する。聞き取り、語彙、文法、読解という四つの能力に対して、テストを通じて正確に中国語学習者の言語力を把握、さらに、学習者に各自のレベルを応じたコースの選択についてのアドバイスをすることもできる。
2、学習者の中国語ピンインの入力速度と音声認識技術を基づく発音指導システムの開発本
この研究は学習者の中国語ピンインの入力速度と正確率によって、学習者の中国語発音レベルを判断するものである。学習者の中国語発音が正しくかどうか、入力のピンインから反映される。さらに、中国語音声認識を用いて統計をとることによりある中国語読み方についてどのような読まれ方があるかを集計する。以上の二つ方法によって中国語間違った読み方を調べることができる。この結果により、中国語の細かい発音の指導ができる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] Development of Chinese verb complement dictionary based on Chinese Corpus for Japanese learners2004

    • 著者名/発表者名
      Ming Yin, Kazuko Sunaoka, Seinosuke Narita
    • 雑誌名

      Transactions o Japanese Society for information and Systems in Education Vol.2, No.1

      ページ: 70-76

  • [雑誌論文] 項目反応理論を用いた適応テストのWWW上での実現性の分析2004

    • 著者名/発表者名
      尹明, 藤田真一, 成田誠之助
    • 雑誌名

      Ciec, PC-Conference 2004

      ページ: 86-89

  • [雑誌論文] Estimating Chinese Pronunciation Ability Using Pinyin2004

    • 著者名/発表者名
      Ming YIN, Shinichi FUJITA, Seinosuke Narita
    • 雑誌名

      AACE Proc.of eLearn2004 2004

      ページ: 3035-3040

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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