<国内のフィールド調査> 昨年度収集した経済性データ、補助策に関するデータ、気象など環境条件に関するデータ、投資主体(自治体、事業者、市民、NPO等)に関するデータを整理し、投資条件を一定程度抽出することができた。民間企業が行っている再生可能エネルギー事業(風力発電事業)は経営上の秘密が多く、詳しい経済性に関するデータが得られなかったため、これらの問題を回避することが必要である。 <ヨーロッパ諸国の調査> ヨーロッパ諸国の再生可能エネルギー普及策については、再生可能エネルギー普及を地域再生と結びつけて実施しているSherwood Energy Villageのフィールド調査を行った。ただしここでも民間事業者であるため、詳細なデータを得にくかった。 <プロジェクト評価手法の検討> 昨年度に引き続きプロジェクト評価手法の検討のために、プロジェクトファイナンスに関する文献を収集し、再生可能エネルギー事業に適用可能かどうかの検討を行った。
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