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2003 年度 実績報告書

安全運転の管理・教育を目的とする高度交通システム(ITS)の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15710129
研究機関九州産業大学

研究代表者

合志 和晃  九州産業大学, 情報科学部, 助教授 (10294901)

キーワード高度交通システム / ITS / 安全運転 / 教育 / 運転挙動 / インターネット / 移動体通信 / ネットワークバーチャルリアリティ
研究概要

1.複数車両の管理についての研究
追突事故防止、出会い頭事故防止を教育内容に、複数車両の管理のためのシステムを構築し、実験を行った。複数車両の管理の為には、車載したコンピュータで運転挙動が安全かどうかを自動的に判断する必要がある。この判断によって車載コンピュータから管理者用コンピュータに不安全挙動の通報を送り、管理者が運転者に助言・警告を行う。センサによって取得する数値情報に基づく自動判断を実装し、2台の車両について運転挙動の把握の実験を行い、不安全挙動の通報によって管理者は遠隔地において運転挙動の把握が可能であることを明らかにした。
2、先急ぎ運転の非効率性の教育に関する研究
先急ぎ運転の非効率性(先急ぎ運転を行っても所要時間をそれほど短縮できない)について教育を行うことが安全運転を遵守させるのに重要であることがわかっている。また、シミュレータでの教育が先急ぎ運転の非効率性の教育に有効であることがわかっている。非効率性を提示するための基礎情報となる日常的な運転挙動の記録のためにシステムの起動、記録、終了が自動で行えるようにハード、ソフトの開発を行った。また、運転者への非効率性の提示のための表示装置のプロトタイプの開発を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 合志和晃, 松永勝也, 勘場基揮, 志堂寺和則, 松木裕二: "安全運転管理教育システム(ASSIST)における出会い頭事故防止のための複数車両の管理"第2回ITSシンポジウム2003Proceedings. 137-142 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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