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2003 年度 実績報告書

御所伝授関連資料の総合的調査及びその基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15720035
研究機関大阪大学

研究代表者

海野 圭介  大阪大学, 文学研究科, 助手 (80346155)

キーワード古今伝授 / 御所伝授 / 歌学
研究概要

1宮内庁書陵部蔵桂宮家・烏丸家旧蔵御所伝授資料の調査
上記に所蔵される御所伝授関連資料の調査と画像データの収集を行った(一部は次年度も継続)。上記両者により、御所伝授に関わる諸文書・典籍類の初期の姿が窺われると考えられる。本年度は、個々の資料の内容を明らかにし、その伝領過程とテキストの変遷を辿り、両者の資料性・その特質を浮かび上がらせる作業を行った。具体的な報告の公表は次年度以降に行う。
2京都大学附属図書館、京都大学総合博物館所蔵の御所伝授関連資料の調査
上記に所蔵される御所伝授関連資料の調査を行った(一部は次年度以降も継続)。上記資料は、(1)の補完としての意義が認められる。また、一つの学芸の家に伝えられた典籍・文書類を纏まったかたちで伝来する点でも、他に類を見ない充実度と言える。本年度は、典籍・文書の細目の作成に取りかかり、書誌データの収集を開始した。
3東山御文庫所蔵の御所伝授関連資料の内容細目の作成と重要資料のテキストデータ化
上記に所蔵される御所伝授関連資料の画像データを収集し、内容細目の作成に取りかかった。一部の重要資料については、テキスト化を進めており、「上方文藝研究」1号(上方文藝研究の会2004年5月予定)に報告の予定である。
また、上記の成果に基づき、和歌文学会第84回関西例会(2004年4月10日於:八坂神社)において報告(海野圭介「道晃聞書から後水尾院御抄へ」〔単独発表〕)を行う予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 福田安典: "【報告】韓日学術フォーラム「日本文学、その可能性」"愛媛大学教育学部紀要 第II部 人文・社会科学. 36巻2号. 101-113 (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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