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2003 年度 実績報告書

植民地期インドにおける都市構造の変容に関する歴史地理学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15720204
研究機関広島女学院大学

研究代表者

木本 浩一  広島女学院大学, 文学部, 助教授 (20294605)

キーワードボンベイ / マイソール / 都市改良トラスト / 植民地期インド
研究概要

本年度は、1.都市改良トラスト(City Improvement Trust Board, CITB)関連資料の収集(ロンドン、ボンベイ)と、2.イギリス都市計画・都市制度のインドへの移植に関する資料の収集を行った。主な資料名および成果は以下のとおりである。
1.資料
a.British Libraryにて確認、複写
Administration Report of City of Bombay Improvement Trust 1899-1908
Administration Report of City of Bombay Improvement Trust 1908/09-1912/13
b.Mysore Urban Development Authority (MUDA)にて確認、複写
1897年のパレス火災以前、以後の都市計画図(5枚)
c.Karnataka State Archivesにて資料の予備調査
Mysore City Improvement Trust Boardのレポート
2.成果
ボンベイ都市改良トラストの資料(1-a.)には、ボンベイ市の都市整備の様子を示す地図及び行政資料が多く含まれる。断片的な資料ではあるが、ブロック単位の復原が可能となる。
また、インドにおけるCITB設置の画期については、MUDAの資料によって、ボンベイの都市問題の切迫という事情のほか、マイソールパレスの火災という偶発的出来事も関連していたと言えるであろう。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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