• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2005 年度 実績報告書

労働力の流動化の下でのキャリアと組織の独自能力に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 15730178
研究機関福島大学

研究代表者

上野山 達哉  福島大学, 経済経営学類, 助教授 (90323188)

キーワードキャリア / 人的資源管理
研究概要

1 前年度までの研究成果を踏まえ、研究課題に密接に関連する「境界のないキャリア」概念の日本における適用可能性を探るための質問票調査を実施した。調査は主として伝統的な日本的経営下にある30代ホワイトカラーを主たる対象として、また企業・産業横断的に実施された。データの分析の結果、30代ホワイトカラーのうち、より職務経験のある下位年代がより「境界のないキャリア」志向であり、理論的に新しいと考えられるキャリア志向の形成には、企業内での経験・さらには人的資源管理施策が影響していると考えられる。本研究では、キャリアという個人ベースの視点での今後の方向性と、独自能力の形成と維持を目的とした企業の人的資源管理のあり方についての統合的視点を模索してきたが、この調査結果でこの視点の有効性が一定程度確認されたといえる。同時に、この視点にもとづく分析枠組みのさらなる精緻化のために考察すべき課題もいくつか特定された。
2 1の成果を次頁のもの以外に下記で発表した。
<査読付予稿論文>
2005年7月"Exploring the feature of Japan's thirties white-collars developing the boundaryless career." (co-author : Hideo Misaki) Paper presented at EGOS 21st conference, Berlin, Germany
<学会発表>
2005年7月"Exploring the feature of Japan's thirties white-collars developing the boundaryless career." (co-presenter : Hideo Misaki) EGOS 21st conference, Berlin, Germany

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 日本の30代ホワイトカラーのキャリア意識:「境界のないキャリア」概念の適用可能性検討のための探索的分析2006

    • 著者名/発表者名
      上野山達哉, 三崎秀央
    • 雑誌名

      商学論集(福島大学) 74・4

      ページ: 43-54

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi