今年度の研究は、新しい独創的な消費者行動モデルの開発に焦点をあて、最適な理論形成に多くの時間をさいた。その結果、日本におけるモバイルインターネットユーザーの使用行動およびグレードアップする行動を説明する上でAjzen and FishbeinのReasoned Action理論(RAT)を用いることとした。 Ajzen and Fishbeinの理論を基にモバイルインターネットの利用および新しい電話へのアップグレードの過程を考慮し、基礎的な駆動部分についてテストを行いながらサーベイを開発した。世界の他の研究者は携帯電話の使用と消費とを直接的に結びつけていない。それゆえ、欠落している根底的部分、民間企業と政府が見落としている部分に関心を向けている。実際の使用データと消費者行動を起こす人を結びつけることにより、モバイルプラットフォームを作るため政府と民間企業が必要とするセグメンテーション・モデルを開発しうる。 東京にある市場調査会社Macromill社の協力を得て、500名の調査用パネル(グループ)を編成し、サーベイを4回行った。2004年5月までこのパネルのインタビューを行い、夏の間を通してこれら面接結果を分析する。2004年秋に別のパネルを作り、2005年初旬までにモバイル消費者行動モデルの更なる開発を進める予定である。 研究結果は、2004年秋に初回の、2005年春に二回目の結果について出版する予定である。
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