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2003 年度 実績報告書

幼児期におけるプロジェクト活動の展開可能性と評価方法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15730351
研究機関京都府立大学

研究代表者

服部 敬子  京都府立大学, 福祉社会学部, 助教授 (70324275)

キーワードプロジェクト活動 / 子どもの主体性 / 保育計画 / 発生的カリキュラム / 保育評価
研究概要

※平成15年6月〜12月まで体調不良で「絶対安静」の診断を受け、2か月間の入院、及び、自宅での静養を余儀なくされたため、今年度の計画のうちフィールド・ワークを遂行することができませんでした。ご了承いただきますようお願い申し上げます。
本研究は、i)プロジェクト活動の展開過程を規定する発達的な要因を明らかにすること、ii)子どもの"involvement"の程度を測る視点、及び、自己発達を診断する方法の手がかりを得ることを目的としている。
今年度は、第1に、国内外のプロジェクト実践に関する資料収集を継続し、プロジェクト活動におけるテーマ設定と展開方法を分析した。荒れた姿を見せていた5歳児クラスの実践について、「発生的カリキュラム」、及び、「子どもの主体性」の観点から保育計画立案を見直し、前期の「探検あそび」と後期のプロジェクト活動の展開過程との関連を明らかにした(来年度発行予定の書籍に収録)。第2に、幼稚園教諭や音楽家らと協働してプロジェクト活動に取り組み、子どもの"involvement"の程度を測る準備として、ベルギーのCentre for Experiential Education刊行のA Process-Oriented Child Monitoring System for Young Children, Experimential Education Series, no.2(全240頁)を日本詩に完訳した。この邦訳冊子によって研究協力者らへの周知をはかり、利用する際の留意点や改善点について検討していただいた。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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