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2003 年度 実績報告書

パンルヴェ系を中心とした可積分系の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15740099
研究機関東京大学

研究代表者

坂井 秀隆  東京大学, 大学院・数理科学研究科, 助教授 (50323465)

キーワードパンルヴェ方程式 / 差分方程式 / 特殊関数 / 超幾何関数
研究概要

今年度は、以前に得られていた結果に、更にいくつかの内容をつけ加え、出版できる形にできたものが2つある.1つはガルニエ系のq-差分化に関する結果であり、もう一つはパンルヴェ方程式の折り畳み変換に関するもの(津田,岡本両氏との共同研究)で、それぞれ東大数理のプレプリントででている(ともに論文雑誌投稿中).このうち、とくにq-ガルニエ系に関しては、今年度、差分方程式の連続極限としてガルニエ系を得る計算を簡略化できたほか、複数の時間発展の間の非自明な関係式の計算などを行い、以前の結果につけ加えて論文にまとめることができた。他に、3型パンルヴェ方程式の特殊型に関する論文(大山,川向,岡本各氏との共同研究)も近々投稿できる予定.
現在q-ガルニエ系の超幾何関数解の計算に着手しているが、これについてはまだ結果には至っていない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Murata, H.Sakai, J.Yoneda: "Riccati solutions of discrete Painleve equations with Weyl group symmetry of type E_8^<(1)>"Journal of Mathematical Physics. 44. 1396-1414 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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