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2005 年度 実績報告書

我国の「都市デザイン」の基礎理念の体系化に向けた、その萌芽過程の復元

研究課題

研究課題/領域番号 15760451
研究機関東京大学

研究代表者

中島 直人  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (30345079)

キーワード都市デザイン / アーバンデザイン / 都市設計 / 1960年代 / 都市工学科 / 都市美
研究概要

平成17年度前半においては、我国における都市デザインの萌芽の前提を確認するために、1960年代の都市空間を巡る議論の重要人物の一人である石原憲治についての研究を進め、都市デザイン萌芽の前提として、都市美運動にはじまる我国の都市空間の美学が、1960年代までに限界に達していたことを明らかにした
そして、後半には3年間で実施したインタビュー調査、文献調査等を取りまとめる作業を進め、報告書を作成した。その目次は以下のとおりである。
1 研究の構想
2 都市デザイン萌芽期に関する証言(2-1インタビューシリーズ企画書/2-2日本の都市デザインの誕生譚(■1950年代のアメリカのアーバンデザインと、その伝播■アメリカのアーバデザインと日本の都市デザイン■ケヴィン・リンチ『都市のイメージ』の翻訳■丹下研究室の都市デザイン■もう一つの都市設計 部分の真実から都市社会の形成へ■都市計画に根ざした都市デザイン■関西からの都市デザインへの眼差し■建築ジャーナリズムと都市デザイン■ヨーロッパ、アメリカ、そして日本の都市デザイン■都市デザインと社会システム■都市デザインにリアリティをもたらすもの■横浜の都市デザインの誕生)
3 都市デザイン萌芽期に関する論考(3-1都市デザイン萌芽期における一連の活動に関する史的研究/3-2都市工学科設立期の都市計画・設計としてのアーバンデザイン/3-3日本の都市デザイン人脈試案(-1980年代))
4 都市デザイン萌芽期研究からの派生的論考(4-1『復興情報』とその時代「まちづくり」への一つの起点を求めて/4-2『造景』編集長・平良敬一氏に関するメモ/4-3都市技術構想、都市生態構想、都市生活構想/4-4文献抄録 都市のリ・デザイン その原則・実践・遂行/4-5Historical Perspective of Japanese Urban Planning Studies)

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 都市美運動家・石原憲治の都市美論に関する研究2005

    • 著者名/発表者名
      中島 直人
    • 雑誌名

      都市計画論文集 40巻3号

      ページ: 277-282

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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