研究課題
(臨床症例)3-D CISS MRI画像と回転装置を用いた3-D DSA画像を組み合わせることで、動脈瘤の壁の厚さを判断することができ、脳神経外科総会で報告した。内頸動脈を立体表現するため今年度では3Dソフトウェアを購入し、立体血管の構造について解析を行った。構造を把握することで、脳血管内の血流を計算するための準備ができることになる。内頸動脈動脈瘤症例を検討した結果を立体構造上の相違点として報告する予定である。国際微小脳神経外科解剖学会に参加し、資料収集に努めた。新たに、3T MRIが使用できるようになり、その立体構造についての解析の解像度が上がることが予想できた。(実験)屍体献体を用いて、解剖学的な内頸動脈の構造を分析した。周囲の解剖学的構造を検討し、血行動態解析に役立てた。来年度が最終年度であり、今までの解析結果を順に報告する予定である。
すべて 2005 2004 2003
すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)
脳神経外科速報 Vol.15, N.3
ページ: 233-235
Clinical Neuroscience Vol.21, No.11
ページ: 1282-1283