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2003 年度 実績報告書

骨肉腫細胞のp21過剰発現による増殖抑制と分化の誘導

研究課題

研究課題/領域番号 15790808
研究機関久留米大学

研究代表者

濱田 哲矢  久留米大学, 医学部, 助手 (20341349)

キーワード骨肉腫 / 遺伝子治療 / p21
研究概要

骨肉腫細胞株Saos-2を用いて分子レベルにおける骨肉腫治療ついてp21導入Adenovirusを感染させp21遺伝子を強制発現しその可能性について検討を行う。p21を強制発現させることにより細胞の増殖抑制、分化を生じる可能性がある。今回の実験では分化の亢進を確認しさらに高度にp21を発現させた腫瘍細胞に於て抗癌剤との薬剤感受性についても検討を行う。
1)p21の発現
p21導入Adenovirusを感染させp21遺伝子を強制発現させwestern blottingにてp21蛋白の強制発現を確認した。
2)p21の影響
・増殖能→MTT assayを施行し増殖抑制が生じることを確認した。
→細胞数においても増殖が抑制されていた。
・細胞周期解析
→FACScanにて解析したところp21遺伝子を強制発現させるとG1にて細胞周期が停止することを確認した。
・分化の影響
→PICP(carboxy-terminal propeptide of type I procollagen)の定量(ELISA法)
→osteocalcinの定量(ELISA法)
以上の方法について今後検討する。
薬剤感受性
・増殖能→MTT assay
以上の方法について今後検討する。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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