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2004 年度 実績報告書

熱傷および皮膚組織再生における活性酸素種、p51/p63遺伝子の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 15791035
研究機関東海大学

研究代表者

梅澤 和夫  東海大学, 医学部, 助手 (30349344)

キーワードP63 / Lenvivirus vector / Adenovirus Vector / siRNA
研究概要

まづ、p63遺伝子導入のためLentivirus vectorおよびAdenovirus vectorを用いた。Lentivirus vectorはInvirtogen社製VralPoxer Lentiviral Exprssin SysytemをAdenovirus vectorにおいてはStrategene社製AdEasy Adenoviral Vector Systemを用いΔNp63発現Vectorを作成したクローニングしたΔNp63遺伝子をヒト培養細胞に遺伝子導入を行った。
次にP63陰性細胞であるHela細胞にLentivirus vectorを用いてP63遺伝子を強制発現させP63遺伝子の機能を解析した。発現細胞を限界希釈法によりクローニングしたところ強発現株が3株クローニングされた。上記細胞を軟寒天培地にてコロニー形成能を検討したところ3株ともにP63非導入HeLa細胞と比較すると細胞分裂速度は低下していた。この結果よりP63遺伝子が細胞周期に影響を与えていることが明らかになった。
上記の実験結果をさらに検討するためAdehovirus vectorによりP63遺伝子の導入を試みた
Adenovirus vector作成に当たりAdenovirus作成細胞である293細胞の細胞変性効果は良好でありAdenovirusが作成されていると期待されたがHeLa細胞へのP63遺伝子は殆ど導入されなかった。同様の方法にてLacZ、GFP遺伝子の導入を試みたがP63遺伝子と同様に遺伝子導入されなかった。Adenovurus作成過程に於いて何らかの問題がある可能性が高くキットを変更し再実験を試みている。
P63強発現細胞であるME180細胞におけるP63遺伝子をsiRNA法にてノックアウトし機能を解析するためsiRNA vectroを作成した。現在、機能解析を行っている。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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