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2003 年度 実績報告書

若年者顎口腔機能異常者と現代社会における心理的ストレスの低年齢化の関係

研究課題

研究課題/領域番号 15791221
研究機関鹿児島大学

研究代表者

松本 祐子  鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助手 (20315443)

キーワード若年者顎口腔機能異常者 / STAI / カテコールアミン / 特性不安 / 状態不安
研究概要

平成15年度は、若年者顎関節症患者における心理ストレスとカテコールアミンの関係を検討するために以下の実験を行った。
(1)若年者の顎関節症患者20人を被験者として、血液採取および心理テストSTAIの実施。
(2)血液採取に際し、入室時、留置時、採血時、抜針後の計4回の脈拍数の記録。
(3)カテコールアミン測定システムの確立。
【結果および考察】
12人の被験者におけるSTAIの平均値は、それぞれ50.82、44.27であり特性不安・状態不安ともに高値を示した。また各被験者の点数も特性不安・状態不安ともに12人中7人が1〜Vの5段階中IV(高い)またはV(非常に高い)に分類され、特性不安と状態不安の間には正の相関があると推察された。
脈拍数の振幅(留置時と採血時の差)と特性不安および状態不安の間には、あきらかな相関は認められなかった。
平成16年度は、採取した血液試料についてカテコールアミン濃度の測定を行う予定である。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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