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2004 年度 実績報告書

教育の情報化に対応した効果的な教育の推進策に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 15800006
研究機関独立行政法人メディア教育開発センター

研究代表者

清水 康敬  独立行政法人メディア教育開発センター, 理事長 (10016561)

研究分担者 矢野 米雄  徳島大学, 工学部, 教授 (40035663)
前迫 孝憲  大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 教授 (00114893)
中山 実  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
堀田 龍也  静岡大学, 情報学部, 助教授 (50247508)
キーワード教育の情報化 / 情報教育 / 効果的な教育 / 確かな学力 / 学力向上 / インターネット / 次世代の能力
研究概要

本研究で得られた成果を列挙すると以下のようになる。
(1)コンピュータ活用に関する教員の実態調査と今後の展開
昨年度実施した学校教員と管理職を対象にした実態調査結果を踏まえて、第2回目の実態調査を行った。第2回の調査では、第1回調査で回答していただいた3,591件に対して調査した。その結果、授業でのコンピュータ活用やインターネット活用に関する実態等を明らかにすることができた。また、今後の展開を検討する資料としての分析を行った。
(2)今後のIT技術の進展に関する予測と教育との関連分析
IT技術に関して公表されている多くの文献、資料、書籍等を調査して、2010年、2015年におけるIT関連技術予測を行った。その結果、活用するデータをセンターに保存しておき、必要な時点で必要な情報をネットワーク利用によって取得する方法が主になると考えられる。その結果を踏まえて教育との関連を整理して、今後のIT技術の教育における活用をまとめることができた。
(3)今後の情報社会が求める人材の能力に関する調査
急速に進展している高度情報社会が必要とする人材の能力を検討する資料として、米国の教育省が委託して検討している「21世紀のスキル」を調査してまとめた。この結果は今後の展開を検討する際に有用となると考えられる。
(4)2005年度のIT環境に於ける教育のイメージ化
2005年度の整備計画終了後の環境におけるITを活用した教育の場面を100事例挙げて、そのイメージをイラストで示した。これらは、小学校段階から中学、高等学校に於ける各教科の種々の指導場面を想定しており、それらのイメージを示すことによって、今後の教員のIT活用指導力の向上に役立つことを期待している。
(5)教育の情報化に対応した効果的な教育に関する推進策の検討
以上の種々の観点を総合的に検討した結果として、今後の推進策の例を列挙することができた。
(6)研究成果報告書の作成
昨年後の成果と今年度の成果を総合的にまとめて、最終報告書をまとめた。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] 科学技術教育に関する国の政策とICTの活用2004

    • 著者名/発表者名
      清水康敬
    • 雑誌名

      日本教育工学会論文誌 Vol.28, No.3

      ページ: 163-169

  • [雑誌論文] Webに含まれる学習に不適切な単語の判定と教師による不適切さの違い2004

    • 著者名/発表者名
      山本朋弘, 清水康敬
    • 雑誌名

      日本教育工学会論文誌 Vol.28, Sup

      ページ: 101-104

  • [雑誌論文] 教師のネットワーク討論における役割分担に関する検討2004

    • 著者名/発表者名
      戸田俊文, 清水康敬
    • 雑誌名

      日本教育工学会論文誌 Vol.28, Sup

      ページ: 245-248

  • [雑誌論文] 著作権法の改正と教育における著作物活用の基本2004

    • 著者名/発表者名
      清水康敬
    • 雑誌名

      教育システム情報学会誌 Vol.21, No.1

      ページ: 1-8

  • [雑誌論文] ITを活用した指導力の自己評価・研修総合システムの開発2004

    • 著者名/発表者名
      清水康敬, 堀田龍也, 小泉力一, 山本朋弘, 横山隆光
    • 雑誌名

      日本教育工学会第20回全国大会講演論文集 Vol.20

      ページ: 369-370

  • [雑誌論文] 小学校におけるITを活用した著作権教育の授業実践とその効果2004

    • 著者名/発表者名
      山本朋弘, 清水康敬
    • 雑誌名

      第30回全日本教育工学研究協議会全国大会講演論文集 Vol.20

      ページ: 103-104

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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