オートファジーの分子機構とその制御に関する研究

2003 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 15GS0318
• 研究機関: 岡崎国立共同研究機構
• 研究代表者: 大隅 良典 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (30114416)
• キーワード: オートファジー / Atg / 酵母 / ユビキチン様タンパク質 / 膜形成 / オートファゴソーム

研究概要

学術創成研究・研究課題「オートファジーの分子機構とその制御に関する研究」の当初研究計画に基づき4月より研究を開始したが、6月に特別推進研究申請課題が採択されたため、本研究課題を辞退した。従って成果として結実したものはない。研究開始に必須な酵母、マウス、植物におけるATG遺伝子群の解析に必要とされる消耗品、今年から始まったオートファジーに関するゴードン会議、及びフランスの国際会議出席のための旅費として使用された。

研究成果

• [文献書誌] Mizushima, N., Kuma, A., Kobayashi, Y., Yamamoto, A., Takao, T., Natsume, T., Ohsumi, Y., Yoshimori, T.: "Mouse Apg16L, a novel WD repeat protein, targets to the autophagic isolation membrane with the Apg12-Apg5 conjugate"J. Cell Sci.. 116. 1679-1688 (2003)
• [文献書誌] Hamasaki, M., Noda, T., Ohsumi Y.: "The early secretory pathway contributes to autophagosome formation."Cell Struc. Func.. 28. 49-54 (2003)