研究課題/領域番号 |
15H01728
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
竹村 俊彦 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (90343326)
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研究分担者 |
工藤 玲 気象庁気象研究所, 気候研究部, 主任研究官 (00414508)
西澤 智明 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 室長 (10462491)
入江 仁士 千葉大学, 環境リモートセンシング研究センター, 准教授 (40392956)
青木 一真 富山大学, 大学院理工学研究部(理学), 教授 (90345546)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 気候変動 / 気象学 / リモートセンシング / 環境質定量化・予測 / エアロゾル |
研究成果の概要 |
大気汚染だけではなく気候変動も引き起こしているPM2.5などの大気浮遊粒子状物質(エアロゾル)について、長期的な濃度変化傾向を把握するために、本研究課題の研究チームが20年近くにわたり継続してきた地上リモートセンシング観測網SKYNET/AD-Netのデータの処理手法を統一化して標準プロダクトを作成した。その際、データ解析アルゴリズムを高度化して、プロダクトの高精度化を図った。このプロダクトと比較を行った、開発してきたエアロゾル気候モデルを用いて、国際的なモデル相互比較プロジェクトに参画して貢献した。
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自由記述の分野 |
気象学・大気環境学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
SKYNET/AD-Netで得られたデータの解析結果は、世界気象機関(WMO)の全球大気監視(GAW)に提供して国際貢献がなされている。また、参画しているエアロゾル気候モデル相互比較プロジェクトの結果は、地球温暖化関連政策の最大の科学的根拠資料を作成する気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次評価報告書(2021年)に多数引用されている。
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