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我々はヌクレオゾームリモデリング NR を行うSWI/SNF familyに属するBAF複合体が転写制御以外に種々のDNA修復に働いている事を発見し、ARID1A及びARID1BとATPaseを含むcore factor等のDNA修復に働くBAF因子を同定した。転写制御では独立して働くARID1AとARID1BがDNA二重鎖切断の修復では直接KUタンパク質に結合してNHEJを助ける。SWI/SNFの因子には種々の癌での高頻度の変異があり、それにより生じるDNA修復欠損もNRの転写制御に影響を与え、それが修復を弱体化させ、更にNRに影響して発癌や細胞老化を亢進させるモデルを発表した。
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