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2019 年度 研究成果報告書

地域資源としてのきのこを高度・多面的に活用した新たな社会モデルの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 15H01751
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 持続可能システム
研究機関信州大学

研究代表者

山田 明義  信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (10324237)

研究分担者 藤田 智之  信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (10238579)
河原 岳志  信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (30345764)
福田 正樹  信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (40208963)
齋藤 勝晴  信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (40444244)
関 利恵子  信州大学, 学術研究院社会科学系, 准教授 (70334878)
千 菊夫  信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (80196980)
植木 達人  信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (90221100)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワードきのこ / 生理活性物質 / ケモカイン産生抑制作用 / 交配育種 / 分子育種 / ゲノム解読 / 菌根苗生産 / 六次産業化
研究成果の概要

菌根性質きのこの一種であるアンズタケで人工栽培技術を確立した.また,菌根性きのこの資源探索の過程で数種の新種発見を行うとともに多数の培養株を確立した.栽培きのこの新たな栽培技術を確立し,担子菌きのこによるエタノール高生産の手法を創出した.きのこ由来の新規化合物を見出し,創薬物質としての可能性の検討に入った.野生きのこの消費に関するニーズや販売手法の分析を進め,今後のマーケティング戦略について継続的に協議する場を確保した.
以上の成果を踏まえ,新たな業態の創出に関する検討を始めるともに,民間企業との共同研究を幾つか開始した.また,地元自治体との新たな研究連携の立ち上げを始めるに至った.

自由記述の分野

菌類生態学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で得られた成果は,すでに国際誌10編を超える形で発表され,いずれも高い評価が予想され,さらなる研究の展開に結びつくと期待される.このうち,菌根性きのこに関する成果は,長野県内での国際会議開催に結びつくなど,すでに世界的な学術的高評価を得ており,今後,地元きのこ産業における実学的展開が大いに期待される.また,本研究で得られた学術的成果の幾つかは,民間企業との新たな共同研究に結びついており,社会的に大きな意義があると判断される. これらの成果と今後の展開は,都市とそれをとりまく山村社会との連携を含んでおり,地域社会に対する大きな貢献と言える.

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公開日: 2021-02-19  

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